介護を楽しむ方法は楽にする方法と直結!?適当介護が介護者を救う?





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この話は90歳~95歳までの義祖母の介護をしてきた話になります。

また、義祖母は認知症ではありません。

こんにちは!義祖母を介護しているおはぎです。

今回のテーマ、介護を楽しむ方法。ってことですが…。

介護を楽しむことなんて出来るのか!?と思っちゃいますが毎日休みがない介護となると、やっぱり難しいですよね…。

これはその人の捉え方なような気がします。

人のお世話が好きで介護が好きって人もいますし…。

しかし、毎日の介護を楽しむ事にするには、いかに『介護を楽にする方法』を考えるか。だと思います。

 

その理由はさっきも言った通り、毎日のことだからです。

 

私自身、自分の介護は適当介護だなぁ~。と良く思っていました(;^ω^)

その考えが自分自身を救ってきたのだと思います。

それは、出来る限り自分が楽できるよう、他人様に任せる所は任せて(介護サービスなど)、又義祖母が出来る所はやらせる!

自分がしなければ誰もする人がいない所はやる!というスタンスで介護を5年間してきました。

それでも主で介護すると排泄、食事などこまごまとやることがありましたが…。

また、楽しい介護を考えるなら、やっぱり体だけでなく介護者自身の心も大事にしないといけません。

そんな心のバランスを自分の中でコントロールするためにも、介護者自身がいかに楽するかが大事だと思っています。

ここでは、そんな私独自ではありますが、介護を楽しむ方法とその捉え方を書いています。

良かったら読んで下さいね。

介護を楽しむ方法は楽にする方法と直結!?適当介護が私を救った話

適当介護と言うと、福祉関係の仕事をしている人に怒られそうですが…。

介護をしながら自分の心のバランスを保ためには適当くらいが丁度良いのではないか?

と私は思います。

結局、自宅に帰れば色々頼まれますし、自分以外誰もしてくれる人がいません。

となると、その人の要望ばかり聞いていると心が疲弊してしまいます。

だからこそ、誰かに任せられるところは任せ、少しでも自分のしなくて良い状態を作ることが大事だと思っていました。

介護を楽しむ捉え方!

介護を楽しむ捉え方
・楽しむ・休息する時間を作る
・出来ることでも人がしてくれればしない
・介護は家族と連携?出来るだけ一人でしない方がいい
・将来の勉強になる
・周りが褒めてくれる

・楽しむ・休息する時間を作る
毎日の介護の中でも、楽しむ時間を作っていました。

私の場合は美味しいものを食べに行ったり!

職場の人や友達とランチしておしゃべり。

漫画本読んだり、ドラマ観たり…。

家族で旅行などです。

私はまだ30代ですが夜は流石に義祖母の介護があるので楽々飲みにも行けないし、昼間出かけることが多くなりました。

やっぱり楽しみがないと心も満たされないし、毎日の介護だと心も疲弊しちゃいます。

ショートステイやデイサービスなど義祖母がいないときは楽しむ時間も作っていました。

・自分が出来ることも、人がしてくれればしない!

同居していれば、どうせしなければいけない介護。

例え自分が出来ることでも、誰かがしてくれればしない。

そう決めていました。

私は介護士で、在宅介護の技術と知識はそれなりにあります。

自宅で義祖母を介助してお風呂に入れることも可能でした。

しかし、入浴はデイサービス・ショートステイの職員さんに任せしていました。

例えば1日1回の塗り薬の塗布や湿布、これをお風呂あがりにしてもらっていました。

また、体の清潔を保つためや薬の塗布などホームヘルパーも頼んで私がしなくて良いことはしないようにしていました。

また、衣替えなどは義祖母の娘さんが遠方から来てくれて衣替えをしてくれていました。

・介護は家族と連携?出来るだけ一人でしない方がいい

現在、私は育児中の時期でもありますが、子供の小さい時と介護ってなんとなく似ているな…。

と思う時があります。

子供が小さい時って猫の手も借りたいくらい。自分の時間がなかったりします。

主で育児をするのはママだと思いますが、それでもおばあちゃん、おじいちゃんなど協力者がいると育児の大変さが分担出来て助かりますよね!

介護もやっぱり一人でしていると、体も心も疲れてしまいます。

また、人の寿命はわからないから、介護がいつまで続くのか、わからない所が育児とは違う所で…。

終わりのない介護ともっとこれから悪くなる事がわかるから不安に苦しめられる時もあります。

そんな中、家族でも親類でもいいんですが、誰か手伝ってくれる人がいるとものすごく助かりますよね…。

それは沢山の時間じゃなくていいんです。

ちょっとの時間だけでも助かります。

義祖母が一人でお留守番の時に、見守りしてもらうだけでも助かります。

私の場合は、ほぼ一人で介護をしていましたが、(義祖母の同居中の孫であり私の旦那様は義祖母と仲が悪かったので私一人でしていました)

親類の協力がなかった訳ではありません。

また、私の場合こんな事もありました。

家族旅行当日、さぁ行こう!と自宅を出ようとしたらショートステイ先の施設から電話が…。

『熱が出たのでお迎えに来てください』

という連絡でした。

この連絡を受けて、『旅行は当日キャンセルしないとかな…。』

とキャンセル料もかかるし物凄くガッカリして、楽しみにしていた分義祖母を恨みました。

そんな時、親類に義祖母を見てもらえないか頼んでみたら旅行に行っている間だけ義祖母を見てくれる。

っと言ってくれたんです。

そのお陰で旅行を楽しむことが出来ました!

そんな風に、ちょっとした事でも協力者がいると介護者にとって心強いですよね!

・将来の勉強になる

人生100年時代と言われる現代。

長生きする現代だからこそ、老後に介護にいくらかかるのか?

気になる所じゃないですか?

例えばこんなことまで考えますか?

介護費用とか老後費用とかは考えられるけど。

その他に、子供に迷惑をかけないように葬式代、独居なら古家の物を片づけて、壊して更地にするまでのお金。

これは、その時の状況にならないと考えないことだと思います。

義祖母を見ながら、そんな将来どこまでお金が必要なのか?考えさせられました。

また、義祖母を介護しながら歳をとるとは体はどんな風に衰えてくるのか?

どんな不便なことが出てくるのか?

というのが介護をしながらよくわかりました。

半面教師だけど、自分がそうならないようにしよう。と若いうちから思ったことでした。

そういった面では自分の将来の勉強になったと思います。

いつかは誰もが歳を取ってお祖父ちゃん、お祖母ちゃんになります。

今現代の介護費用がわかるって強いと思いませんか?

少子化であり、この先介護サービス利用料の料金が上がるのは想像がつくからです。

・周りが褒めてくれる

家族の介護をしていると、近所の人や親類から褒められました。きっと私が若いから…。

別に褒められようと思ってしているわけではないですが、見ている人は見ているようです。

特に介護経験のあるご近所の人からは、大変だね~とか偉いね~。とか良く声をかけてもらいました。

褒められて悪い気はしないですし、『介護する人=いい人』と思わせる所があるのかもしれません。

どうしても介護が辛い場合は?

自分の心のコントロールといかに介護を楽にするか?というスタンスで介護をしてきた私ではありますが…。

義祖母が介護4になって自分だけが主になって介護をする事に限界を感じてきました。

そんな介護の限界は人それぞれだと思います。

どうしても介護が辛い場合は、施設入所を検討することをオススメします。

ただ、施設も空きがなかったり、空いていても月々の費用が払えなくって入所できない場合もあります。

そんな場合は、支払える範囲で介護サービスを上手く利用して出来るだけ介護者の負担を減らすことをオススメしたいです。

私も義祖母が介護4になり施設入所待ちをしている時は、支払える範囲で介護サービスを利用させてもらっていました。

入所待ちの時に利用していた介護サービス
・小規模多機能を利用する
・デイサービスを利用する

・小規模多機能を利用する

義祖母の場合はショートステイの日数が思うように取れなかったために、今までのサービスを辞めて小規模多機能を利用しました。

小規模多機能とは、1つの施設でヘルパー(訪問介護)・お泊り(ショートステイ)、デイサービスをしてくれる小規模の施設のことです。

ただ、施設入所とは違い、長期で入所する。ということが出来ません。

小規模多機能は小規模多機能のケアマネさんがいて、今までのケアマネさんと交代になります。

また、小規模多機能によって宿泊料金も違うので、検討するときは他と比較することをオススメします。

小規模多機能のメリットとしては小さい施設だから、融通が効きやすいです。

デメリットとしては、自分で小規模多機能を探し問い合わせをして探さないといけません。

現在のケアマネさんは動いてくれません。

義祖母の場合、介護4になった時は2泊3日小規模多機能に宿泊し残りは自宅で過ごしていました。

・デイサービスを利用する

費用があまり払えない。という人はデイサービスが利用しやすいと思います。

お泊り(ショートステイ)よりも安いし、日中は自由な時間が出来ます。

私もデイサービスを利用していた時は、最高週4回義祖母から行ってもらっていました。(自宅に居ても転倒を繰り返していたため)

それでも、2万強~3万位の利用料だったと思います。

義祖母が歩けなくなると、送迎に介護タクシーを利用していたので、毎回帰ってくるデイサービスは介護タクシー代が高くなってデイサービスの利用をやめました。

デイサービスが送迎してくれれば、デイサービスでも良かったなと思っています。

最後に

毎日の介護の中でも介護者が楽しみをみつけるには、

・介護者がいかに楽をするか
・レスパイト(介護休暇)を利用して楽しい時間を過ごす
・介護者の心を大事にする

私はこの3つを考えながら義祖母の介護を5年間してきました。

そして、在宅介護終盤は義祖母の介護で1日の中で自分の時間が沢山取られるようになって介護の限界を感じました。

心のバランスが崩れるとネグレフトだったり、虐待に繋がります。

それは、あなたの心の限界であり、もう、介護は無理なんだ!って言っているのと同じ事だと思います。

そんな風になる前に、お互い(介護者・要介護者)のためにも、介護4になったら施設に入所させる。など。

ある程度、自分の中で見切りを付けておいた方が良いと思います。

それは、あなたを守ることであり、要介護者を守ることでもあります。

次の記事では義祖母を施設に入れるタイミングだったり、施設に入れる時…私自身の心の葛藤を書いています。

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