看護助手と介護士どっちがいいの?仕事や給料、内容の違いと向いている人は?





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こんにちは!介護士をしているおはぎです。

「介護系に転職してみたい!」

「今まで介護職に着いていたけど病院でも働いてみたい!」

など、看護助手と介護士どっちがいいのか?どっちの職に就くのがいいのだろうか?

仕事内容は違うのだろうか?お給料はどっちが高いのだろうか?

そんな風に介護系の仕事をしていると転職の時に悩んでしまいます。

私は看護助手、介護士両方とも勤めたことがあるんですが、結論から言うと、両方とも『良い点』も『悪い点』もあります。

それはお給料の面でいえば、処遇改善(国から事業所へ支給されているお金がお給料に加算されます)が看護助手は出ないし、介護士は出ます。

また、人の関りの多い職種ではあるけど、利用者さんと当たり障りない浅い付き合いですむのが看護助手、深くじっくり関わらないといけないのが介護士。

など色々あります。

また、看護助手は病院勤務ですし、介護士は介護士でも老人ホーム、デイサービスだったり、訪問介護だったりその目的によって仕事内容も多少は変ってきます。

介護士といっても私は訪問介護の経験だけですが、それでも看護助手とは仕事内容が違います。

そんな私の体験をこの記事で書いています。

良かったら参考にしてくださいね。

看護助手と介護士どっちがいい?『良い点』と『悪い点』は?

看護助手と介護士の『良い点』、『悪い点』をお伝えする前に、私のことを少しお話します。

私は前職は訪問介護をしていて今は看護助手をしています。

転職するときに看護助手を選んだのが看護師さんの側で仕事がしてみたいな…。

病院で一度は働いてみたい!という考えでした。

そして、介護士から看護助手になってその違いを知ることになるのです。

まずは、仕事内容の違いからお伝えしますね。

看護助手・介護士の仕事内容の違いは?

看護助手と介護士、仕事内容の違いは何なのか?

両方とも人の介護やサポートをする仕事だけど目的が違ってきます。

看護助手と介護士仕事の目的
看護助手:患者のサポート・看護師の仕事が最大限に活かせるような環境整備とサポート
介護士(訪問介護):生活全般のサポート

 

●介護士の仕事内容

介護士は利用者さんの生活全般のサポートをしていきます。

買い物の代行・付き添い、家事全般、排泄介助、通院・外出付き添い・入浴介助、食事介助、移乗、更衣介助、ベッドメイキング等

生活に必要なお手伝いをさせてもらっています。

介護士主体で仕事をする感じになります。

又、生活全般のお手伝いをしているのだから日々利用者さんと顔を合わせることになります。

そうなると、関係性もだんだん深くなっていきます。

人間関係としては、同じ介護士同士のコミュニケーションも大事です。

些細なことでも利用者さんの情報共有をするので、報告・連絡・相談が大事になってきます。

●看護助手の仕事内容

介護士は利用者さんの生活全般のサポートに比べ看護助手の仕事は患者さんのサポート(補助的な)・環境整備、看護師の仕事が最大限に活かせるようサポートをすること。

患者さんの主なサポートは看護師さんになります。

病気になって病院などに入院してくるのですから患者さんへの対応は看護師さんが主にすることになるのです。(看護助手は医療行為が出来ないので…)

そんな中、看護助手として出来ることは、患者さんへの食事・排泄・入浴・更衣介助などの清潔ケアと外来への付き添い、ベッドメイキング、移乗などになります。

移乗といっても車イスもその人の病状によって色々あるので介護施設とはまた違います。

手術後のベッドの移送も看護師さんと一緒に行なったり、助手というだけあって、看護師さんと協力しながら患者さんのサポートをする仕事になるのです。

目的にあった通り、看護師さんの仕事や能力を最大限に活かせるように環境整備(ゴミの片づけや医療器具や医療物品(薬を除く)の補充)をしたり、サポート(清潔ケアなどで)するのも看護助手の仕事になります。

そうなると、担当看護師さんとのコミュニケーションも大事になり、患者さんとの関係というより看護師さんとの良い関係性を築くことのが大事になってきます。

また、入院・退院を繰り返す病院では患者さんとの関係はあっさりしています。

看護助手と介護士の『良い点』と『悪い点』は?

それでは、今度は私が思う介護士と看護助手の『良い点』と『悪い点』です。

良い点 悪い点
介護士

 ・処遇改善がある
・情報が多い
・主体で仕事が出来る
・動けない人ばかりじゃない

・関係が深い
・関わる時間が長い
・対象者が狭い(高齢者・障害者など)

看護助手

・医療の知識が身につく
・医療の介護技術が身につく
・関係があっさりしている(関わる時間が短い)
・対象者が幅広い
・主体より、サポートが向いている人には良い仕事

・処遇改善がない
・主体ではなく看護師さんのサポート
・看護師さんとの関係性に左右される
・他の助手さんとの関係性
・情報が少ない
・動けない人が多い

 

利用者・患者との関り方と対象者が違う

今度は『介護士』と『看護助手』それぞれの対象者の話になります。

人と多く関わる仕事でも、介護士と看護助手では関係の深さと対象者が違います。

●介護士が関わる対象者と関り方

対象者は、高齢者・障害者になります。

多く関わる時間が多いため、関係性が深くなりがちです。

人間ですから『合う』、『合わない』があります。これは誰にでもあることです。

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私が介護士になった時に、先輩にそう教わりました。

この言葉が合ったから少し利用者さんと嫌なことがあったとしても割り切れたんだと思います。

色んな人がいますから関係性が上手くいかない時もあるんです。

関わる利用者さんの中でも気をつかったり、気難しい人もいたりするのでそれで、疲れちゃう職員もいました。

●看護助手が関わる対象者と関り方

病院ですから、色んな年齢の人が対象になります。若い人からお年寄りまで!

高齢化社会というだけあって、お年寄りが圧倒的に多いですが…(;^ω^)

そして、入院という短い期間だけのお付き合いになるので関係はあっさりしています。

特に病状を観察する看護師さんが主体で関わるので看護助手は尚更関係が浅く感じました。

そういった意味では気楽ですが、じっくり付き合いたい人には物足りなさを感じると思います。

そう考えると、じっくりと関りたい人は介護士が向いていると思います。

介護士が向いているのか、看護助手が向いているのか?

それは、その人の性格によるんじゃないか?と思います。

介護士の中でも誰とでも上手く付き合える、オールマイティー人もいましたから。
(本人は苦手な利用者さんがいたとしても上手く付き合える人)

看護助手と介護士の給料の違い

介護士と看護助手どちらが稼げるのか?と聞かれるとどっちも同じ気がします。

介護士は処遇改善がもらえるのだから看護助手よりお給料が高いのでは!?

と思いがちですが、私の勤める病院ではボーナスが多いから処遇改善がなくても介護士と同じ位のお給料がもらえます。

病院によってお給料の差があったりはしますが、それは、介護事業所も同じです。

ただお給料が変わる要因としては…。

お給料が変わる要因
・処遇改善手当のあり・なし
・資格の有無、介護職の経験年数
・早番、遅番、夜勤があるかないか

・処遇改善手当のあり・なし

看護助手は処遇改善対象者ではないですが、私の勤める病院はボーナスの回数が多いので年収にすると介護施設などに勤めるのと変わらない気がします。(日勤の場合)

・資格の有無、介護職の経験年数

介護福祉士などの資格の手当や介護職としての経験年数がお給料の基本給を左右します。

・早番、遅番、夜勤があるかないか

介護職がお給料を上げるにはやっぱり早番、遅番、夜勤などの手当をもらうことだと思います。

※処遇改善手当とは
処遇改善加算を取得した事業所に勤務し、介護業務をおこなう職員に支払われる手当です。

介護士に向いている人と看護助手に向いている人

今度は私が思う、介護士に向いている人と看護助手に向いている人についてです。

●介護士に向いている人

介護士に向いている人は自分が主体になって仕事をしたい人。

あっさりとした関係より深い関係を好む人。

介護士となると対象者が高齢の方になりがちなのでお年寄りが好きな人。

●看護助手に向いている人

看護助手に向いている人は、主体となって仕事をするよりか縁の下の力持ちみたいに、人のサポートに回る方が得意な人。

自分が主になってサポートするわけではないから。(看護師さんの指示によってケアしていきます)

患者さんとあっさりした関係を好む人。

医療系のケアも学びたい人。(病院なので看護師さんと手術後のケアなどに入ったりすることもあります。)←これは、介護士では経験出来ないことです。

あと、病院ですから介護士よりも死に直面することが多いです。

看護助手はやめたほうがいい?介護士より仕事内容がきつい!?

看護助手は介護士よりも仕事内容がきついのか?

実際、介護士(訪問介護)から看護助手になって仕事内容がきついか?

と言われると、私の場合はきつくないです。

どちらかというと、主体になって仕事をする介護士の方がプレッシャーのようなものを感じていました。

看護助手…仕事内容はきつくないんですが…。

体力勝負みたいな所があります。とにかく勤務中は歩く、歩く。

万歩計で計ってみると1日1万歩はザラでした。

体力的には介護士の方が楽でした、プレッシャー・責任感は介護士の方があります。
(看護助手ももちろん、責任はありますよ!)

看護助手って、資格必要か?

看護助手は資格は必要ありません。

資格はいらないけど、介護経験者の方が圧倒的に有利です。

転職の口コミとかで見かけたのが、介助を教えてもらえず放置された。

とか書いてあるのを見ますが、介助してくれ

っといって初心者がすぐ介助出来るわけでもないですし、介助出来るようになるには回数を重ねないと出来ない気がします。

病院は患者さんの入れ替わりが激しいですし、患者さんが急変すれば看護師さんや他の看護助手さんも慌ただしいです。

そう考えるとじっくりと教えてもらえる介護士の仕事からはじめて看護助手になる方が精神的に楽な気がしました。(私がそうでした)

介護職に就きたい!と思っていきなり看護助手にならなくてよかった…。

と私は勤めてからそう思いました。

介護未経験の人が看護助手になったのを見たことがありますが大変そうです。

病院は身体介護(体に直接触れる介護)ばかりですが、介護士(訪問介護)は生活援助といって買い物だったり料理などもあります。

介護士は勤め先によっては常に身体介護(体に直接触る介護)をするわけではありませんでした。
(施設になると身体介護多そうですが…)

慌ただしい病院では、介護未経験者や資格がなくても看護助手になれますが、経験があった方が断然いい事は間違いありません。

ただ、病院は身体介護ばかりなので、厳しい状況だけに早く成長できそうです。

まとめ

看護助手と介護士どっちがいいのか?仕事内容、お給料の面など色々とお伝えしいてきました。

お金や仕事内容も大事ですが、何より仕事が楽しい!と思える事が長く続けられる秘訣ですよね。

看護助手・介護士は人をサポートする仕事ではありますが、仕事内容が違います。

看護助手は患者さんとは入院だけの短い期間の付き合いなため、関係が浅く、看護師のサポート的な仕事になります。

介護士はその人の生活のお手伝いをし、相手から契約を解約されない限りずっと付き合いは続きます。

そして、サポートではなく主体で仕事をすることになります。

どちらが良いか?それは、その人の性格によるんじゃないかな?

と私は思います。

私の場合、介護士(前職)の時は、利用者さんと深く付き合う関係に少し疲れて関係が浅い看護助手を選び今仕事をしています。

患者さんとの関係はあっさりしていますが、主体で仕事をする介護士を経験するとちょっと物足りなさを感じているのは確かです(;^ω^)

何が良いのか?看護助手でも介護士でも気になったら経験するのが一番早いですよね!

今はネットを使って転職もできるので良かったら転職サイトも活用してみてください。

私も転職の時に活用していましたよ。





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